
FLAGS designの活動方針 ーアート&クラフトのある豊かで健やかな暮らし をー
🚩FLAGS design の活動意志
1. 自らの手足・身体を使って、ものをつくり、アート作品を生み出し、創造する楽しみ・喜びを体験する。
ー わたしたちはそのための支援を提供する。
2. 毎日が創造体験になることで、その感覚・実感を得ることで、自らの人生も創造することができることを知る。
ー わたしたちはそのための支援を提供する。
3. アート体験を通じて、心身のバランスを整え、創造性・意志の力を 育てる。
ー わたしたちはそのための支援を提供する。

🚩自らの手足・身体を使って、ものをつくり、アート作品を生み出し、創造する楽しみ・喜びを体験する。
「障害」とは、頭/脳/知能だけの”問題”ではなく、コミュニケーションの”問題“なのではないか、障害とは外部とうまくコミュニケーションできないことに集約される。つまり運動機能によって、世界/他者とつながっていると考えられる。
木、粘土、糸、水など、地球上に存在するさまざまな素材の感触を体感し、それらと一緒に何かを生み出す体験をする、地球と仲良くなる、この世と仲良くなる、この世は生きるに足る世界であることを体験する。

🚩毎日が創造体験になることで、その感覚・実感を得ることで、自らの人生も創造することができることを知る。
なにかをつくることに没頭する、その時間は、空の時間、障害のない時間である。その取り組みを通じて、日々の困難を自ら癒すことができるのではないか。
創造する時間は、メンバーにとって生き生きとした時間である。瞬間が積み重ねられることで、人生の充実感や達成感につながっていくと考える。

🚩アート体験を通じて、心身のバランスを整え、創造性・意志の力を 育てる。
・芸術療法士によるプログラムを導入し、さまざまな素材を用いたアートセラピーを行う。
・精神科の医師と連携し、定期的にそれぞれのメンバーについてのカンファレンスを行う。 そこを共通認識として、障害に新たな観方を取り入れ、メンバーへの支援に反映する。
・メンバーは、思考や感情を⾔語化するのが苦手・困難で、行動で表現するしかない部分がある。 「あなたはどんな⼈ですか?」言葉で問いをなげかけるのではなく、からだと動きを見る。
・世界とどんな関係をもっているのか ・その⼈の中にどのような⼒が働いているか。からだはその⼈の中にある潜在的な⼒や、世界との関係性を表している。
・スタッフはまずはメンバーの日常的な行動や形態を観察することから。メンバーの気持ちや意志に気づけるスタッフになる。